どうしてもつらくて逃げたい時ってありますよね。
この記事は、つらい環境から実際に逃げた私が、逃げて人生リセットした視点から、「いま逃げたい」方に向けて書きます。
本記事の内容
- 「つらい、逃げたい…」人へ【いったん逃げて人生リセットもアリ】
- 逃げたい人におすすめの5つのステップ
- 逃げる準備をしよう【手順詳細】
実際に逃げた私の経験談も踏まえて書いていきますので、「つらくて逃げたい方」の参考になると思います。
「つらい、逃げたい…」人へ【いったん逃げて人生リセットもアリ】
結論から言うと、逃げるのは全然アリです。
日本では我慢が美徳なので逃げると言うとマイナスなイメージが付きまといますが、言い方を変えると「人生をより自分に合ったものに修正する」ということです。
【末期】体が会社に行くのを阻止しようとする
つらくて逃げたい方の大半は、会社・仕事から逃げたいのだと思います。
そして、高ストレス下で働き続けた末路として、以下の症状が出ている人も少なくないはず。
- 会社に行こうとすると吐き気がする/吐く
- 社内にいるとめまいに襲われる
- 眠っても起きた時に疲れている
うつの初期症状とも言われる症状ですが、少し考えてみてください。
ストレスの高い環境というのは、体にとって悪影響のある環境です。
高ストレスにさらされ続けると、病気になってしまうからです。
これらの症状が出ている方は、このまま我慢して病気になるか、体の言うことに耳を傾けるか、選択を迫られているのだと思います。
まずは休もう
「つらい、逃げたい」と思って、検索までしてしまう方は、まず休んでください。
脳が正常に働かないんですね。
ですから明日、休んでください。
あなたが明日休んでも、経済活動は止まりませんし、地球は回り続けます。
体は1つしかありません。
会社は人材を入れ替えられますが、あなたの体が病気になったら取り替えがきかないんです。
まずは休息して体を休め、この後の人生について考え始めましょう。
逃げるのもアリ【人生リセット】
休んだ後に、「今の人生は自分には合わないわ」と思ったら、逃げるのもアリだと思います。
人生をリセットして、自分に合った人生に作り直すのです。
ステップやコツについて、以下で解説していきます。
逃げたい人におすすめの5つのステップ
①休む
記事の冒頭でも書きましたが、まずは休んでください。
脳を休めて、まともに考えられる状態になってから、以下に進みましょう。
②逃げたい理由を書き出す
まずは逃げたい理由を自分で正確に把握しましょう。
逃げたい理由の例
- 残業が多過ぎる。改善の気配もない。
- 上司のハラスメントに耐えられない。
- 仕事の内容が向いてない、嫌だ。
etc……
逃げたい理由を具体的に書いていき、可視化しましょう。
目的は、逃げた後の生活を設計するにあたり、これらの要素が入ってくるのを防ぐことです。
③理想の生活を描く
次に、実現したい理想の生活について、要素を書き出しましょう。
この作業はかなり重要です。
なぜなら、人生リセットする際の道しるべになるからです。
理想の生活の例(ふたがわの場合)
- 好きな時に好きなことを好きなだけやる生活
- 好きなだけ本が読める
- 定期的に旅行に行く
- 自然豊かな環境で毎日散歩をする
こんな感じで書いていきます。
絵が得意な方は、絵でイメージを描き出しても良いでしょう。
なぜならイメージが細部までできているほど、実現可能性が高まるからです。
理想の生活を実現する手段を考える
理想の生活を実現するための手段を考えましょう。
方法としては本やネットで調べたり、すでにそういう生活を送っている人に直接聞いてみる、などです。
私の場合は以下のようになりました。
理想の生活を実現する手段
- 投資で不労所得をつくる
- 自然豊かな地方に移住
この手段に従い、2017年から投資を始めて3年かけて不労所得をつくり、2020年にセミリタイアしました。
もしも理想の生活がリタイアしなくても実現できる場合は、労働環境の良い会社への転職なども手段としてOKです。
逃げた場合のメリットデメリットを書き出す
次に、逃げた場合、つまり理想の生活を実現した場合のメリット・デメリット、つまり失うものと得るものを書き出しましょう。
✔︎失うものの例
- ●●社の社員という肩書き
- 勤続年数
✔︎得るものの例
- ライフワークバランス
- 家族や友人と過ごす時間
- 健康
こんな感じで書いていきます。
そして、メリット > デメリットだと判断したら、足を踏み出すと良いと思います。
③逃げる準備を始める
最後に解説するのは、足を踏み出す段階について、です。
詳しくは以下で解説していきますね。
逃げる準備をしよう【手順詳細】
逃げる方法は沢山ありますが、この記事では「どうやって食っていくか」を切り口に、2つ紹介していきます。
①転職活動を始める
人生をリスタートするために、転職活動を始めましょう。
会社を辞めた後の方が時間の融通はききますが、在職中に始めるメリットも大きいです。
在職中に転職活動を始めるメリット
- 給料をもらいながら転職活動をできる
- 働くのが精神的に楽になる
会社を辞めた後に転職活動をするメリット
- 時間を最大限に使える
- 「すぐに勤務可能」で自分を売り込める
経験談ですが、エージェントと話すだけでも精神的に楽になることもあります。
過去に3回転職をした私のおすすめは、大手エージェント2社くらいと、業界特化の小型エージェント1社くらいを使うこと。
✔︎おすすめの転職エージェントは以下
②セミリタイアの準備を始める
次に、セミリタイア志望の方向けのステップです。
セミリタイアして生きていくには、大きく分けて以下の方法があります。
セミリタイアを実現する方法
- 不動産投資で家賃収入を得る
- 株式投資で資産を拡大し配当収入を得る
- ブログやSNSで収入を得る
- 動画編集やリゾートバイトなど、苦じゃないことで稼ぐ
- 生活費を下げる
多くの方は上記の中で組み合わせてセミリタイアを実現しています。
私の場合は、不動産投資x株xブログで稼ぎ中です。
中には、不動産投資で月5万円の収入を得て、生活費を下げることで5万円だけで生活している強者もいます。
不動産投資に興味のある方におすすめの記事
いきなり会社員を辞めるとリスクが大きいので、会社員と並行して準備を始めるのがおすすめです。
まとめ:逃げても人生終わらない。むしろ再始動します。
この記事のポイントをまとめます。
- ストレスが続くと病気になることもある
- 社員は入れ替え可能だが、あなたの体は1つ。守りましょう。
- 逃げる前に休む(脳を正常な状態に戻す)
- 休んだら、理想の生活を具体的に描く
- 理想の生活の実現方法を探る
- 逃げる準備を始める(転職orセミリタイア)
日本では「逃げる」ことへのイメージがマイナスなので多くの人は逃げるのをためらいますが、ハッキリ言って、自分に合った人生を選択して何が悪いのか謎です。
自分の理想の人生を実現しようとするのは、当たり前の行動です。
- 残業が嫌なのは当たり前
- 上司のハラスメントから逃げたいのも当たり前
- 向いてない仕事を変えたいのも当たり前
すべて当たり前のこと。
「働く人間を選ぶな」
など、日本の会社だと当たり前に言われる言葉ですが、フリーランス仲間に言わせると、「仕事を選んで何が悪いの?」なんです。
「仕事を選ぶな」は社畜を作りあげるための言葉。
洗脳されてはいけません。
「つらい、逃げたい」と思っているならば、それは現在の状況があなたに合っていない証拠。
これを良い機会だととらえて、人生をリスタートさせるのがおすすめです。
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