両手を顔にあてる女性

「仕事を辞めたい」限界を感じたらまずは休息→逃げる準備をしよう【経験談】

この記事を読んでいる方の多くは、グーグルなどの検索で見つけてくださったんだと思います。

そして、その検索ワードは「仕事 辞めたい」とか、そういう限界ワードでしょう。
(この記事はそういう記事ですから)

どういう気持ちで「仕事 辞めたい」と打ち込んで検索したのか、私はよくわかります。

ふたがわ
なぜなら私もやったことがありますから。

本当にもう、辛いですよね。

まじで限界。
永遠に明日が来なければいいのに。
一生寝ていたい。
山奥に引きこもって、誰とも会わずに寝ていたい。

あなたは昔の私です。

この記事を書いている人
二川夏紀
ナッキーこと二川夏紀(♀)
投資で月100万円の家賃収入を得て2020年にリタイア。金融資産3300万円。大家業・株・自動FXで稼ぐ。FP・簿記を保有。

不労所得推移

運用年 不労所得計 不動産収入 民泊 配当収入 自動FX Blog
2018 71万6,312円 716,312
2019 3,21万2,055円 3,212,055
2020 3,61万5,479円 3,612,347 3,132
2021 4,81万2,320円 4,669,975   20,358 50,157 71,830
2022 6,38万5,005円 4,170,325   70,308 1,823,118 321,678
2023 5,46万5,640円 4,540,126 91,913 50,090 295,081 580,343

限界のサインに気づこう

頭を抱える人

まずは限界のサインに改めて気づきましょう。

紙に「自分の限界のサイン」を書き出していってください。

単に「限界だー!」と思っているよりも、「ふむ、こういう症状が出ている自分は、限界なんだな」とメタ認知的に思う方が冷静になれます。
(冷静さ・客観性はいつどんな時でも大事)

でも、サインは人それぞれ。

ですから、書き出した症状を見て、これはそうだと思うものを「自分の限界サインと認定する」でいいんです。

自覚症状を一番わかってあげられるのは自分です。

医者にも他人にも、自分の辛さはわかりませんから。

ふたがわ
ちなみに、ストレスによるうつなどで転職を繰り返している人は何度も自分の限界サインに出会っているので、書き出しやすいと思います。

新卒の方など、「こんな症状はじめて」の人は、それはそれで、ふつーに生きてきて出会ってない症状ということなので、その時点でおかしな症状ってことです。

遠慮せず限界認定してください

ちなみに私の場合の「限界サイン」はこちら。

自分の中で、これらが出たら「そろそろ限界だな」と思っています。

  • 会社に行こうとしたら吐きそうになる、または吐く(過去3社で経験。鉄板)
  • 夜寝る時に明日がずっとこなければいいのにと願う(「ずっと」がポイント。「永遠」ではない)
  • 通勤時、そのまま電車に乗って失踪したくなる
  • 死なない程度に怪我したり病気になったりしたいと思う。
  • 月曜日が怖い。
  • 山奥で暮らしたい願望が芽生える
  • 仕事中にめまいや頭痛、まぶたの痙攣がある
  • 痩せる

ちなみに、限界ちょっと前のサインというのもあります。
ストレス初期というか。

  • 朝、起きるのがおっくうになる。
  • 耳の下のリンパが張る。
  • 肩が凝る
  • 夜中に目が覚めて眠れなくなる

この辺でしょうか。

ふたがわ
あくまで私の場合ですが、壊れかかっている人に共通のものもあるかと思いますので、参考までにあげておきます。

仕事を辞めてはいけない理由なんてない

日本人って真面目なので、なんとなく「辞めるのはよくないこと」と思ってしまいがちですよね。(私もそうでした)。

「一度はじめたのなら、中途半端にせず続けるべきだ」みたいな、空気、ありますよね。

ふたがわ

なんなんでしょう、一体。

 

そんなわけないですよね。

一度選んだ道でも、その道が不適当なら選び直すのが良いに決まっています。

地獄行きの道を歩いていて、地獄行きって気付いた後も「一度はじめたんだから」って選び直さないなんて、馬鹿げているって、誰でもわかりますよね。

昔、チームの人事について相談している時に、上司に「働く人を選ぶのは仕事を選ぶのと同じ」って、さも悪いことのように言われ、「そうか」と思って粛々と従っていましたが、いま、冷静になって振り返ると腹が立ってきます。

全然悪くないもの。

仕事を選ぶのも、人を選ぶのも、全然悪いことじゃないです。

むしろ当たり前のことです。

ふたがわ
そもそも、人を選ぶような仕組みですよね、世の中って。
何のための採用面接でしょう。

お互いに一緒に働く人を選んでないと、「面接」って成り立たないですよね。

いま、「仕事辞めたい」とか「人間関係がきつい」と思っている人は、そういうタイミングなんだと思います。

つまり「選ぶ」タイミングです。

つらいつらいと思いながら仕事するほど「生産性の悪いこと」はないです。

「こいつらマジでくそだな」と思いながら仕事するほど、「不幸なこと」はないです。

「楽しい楽しい」で毎日が満たされる生活、あります。

「マジ俺ら最高」のチーム、あります。

そしてその時、人間の生産性は超高いと思います。

ふたがわ
その理想の生活を追求して、何が悪いんでしょうか?

めちゃくちゃ良いことではないでしょうか?

思いっきり逃げればいいんです。

思いっきり、全力で選べばいいんです。

「選ぶ」ことは当たり前のこと。

休むと視野が広がりいろいろ見えるようになる

休むと視野が広がりいろいろ見えるようになる

辞めたり転職したりする前に、きっと疲れているでしょうから、少し休むことをおすすめします。

ヤバめな人は休職(傷病手当もらえます)をおすすめ。
「そこまでじゃないな?」と思ったら、2〜3日の休暇を取ってみてください。

「そんな状況じゃない」と思う方もいると思います。

「休めない状況だから病んでるんだ」と。

気にせず休めばいいんです。

周りの人への迷惑を気にしてしまうかもしれません。

気にしてはダメです。

ふたがわ

気にすると、自分のためのことを何もできなくなります

 

あなたが休んでも、周りは困りません。

困るのは、会社の経営者とオーナーです。

そして、そもそも従業員がそんな状況になるまで放っておいたのは経営者の責任ですから、気にせず休みましょう。

休職すると傷病手当(給料の2/3くらい)がもらえます。

ふたがわ

生活費をもらいながら、休んで今後の人生について考えてみるのは、人生全体にとっては有益かと思います。

私も休職をして、生活を整えていくと、だんだんクリアになっていきました。

私の後悔=「もっと早く投資を始めておけばよかった」

私は33歳で投資の勉強を始めて、今3年目なのですが、ハッキリ言ってもっと早く始めておけばよかったです。
できれば大学生の時から。

世界にはFIREという生き方があります。

Financial Independent(経済的に自立)して、Retire Rarly(アーリーリタイア)する生き方です。

ふたがわ

……はやく知りたかった。

大学生の頃に始めていたら、きっと28歳くらいでリタイアしていたと思います。
(私がリタイアしたのは36歳)

投資には複利の力が働きますので、早く始めれば始めるほど、有利です。

例えば15年間、元金200万円、毎月5万円積み立てて、年利30%で運用できれば1億円つくることができます

不動産投資ですとROI(自己資本利益率)が30%というのは、ローンを使えば達成可能ですから、可能な範囲ですね。

あなたが今何歳であれ、もし投資をしていないなら、今すぐにでも始めることをおすすめします。

早く始めれば始めるほど、有利です。

そして、それで月1万円でも年利収入を得ることができれば、逃げるための道が見えてきます。

私の反省「限界のサインをわかっていなかった」

私は会社員人生の中では、これまでに4社を経験し、そのうち3社は体を壊して辞めました。

ふたがわ
この「体を壊す」って本当に、無益というか、誰も得しないので、もっと自分の体のサインに気づけばよかった、と反省しています。

もう少し自分に注意をむけていたら、体を壊すこともなかったかもしれないな、と。

ちなみにこれは、「もっと働けていたのに」という反省ではなく、「もっと早い段階で自分の体に合った人生をデザインできていたのに」という反省です。

サインに気付けたら、「ストレスがたまるのはなんでだろう?」「何が自分に合って何が自分に合わないんだろう?」と考えることができます。

限界のサインは、体が「こっちじゃない」と教えているサインです。

そのサインを無視して、同じ過ちを3度繰り返してしまったことを反省しているんです。

これからは、体の忠告に注意を向け、自分の体に合った生活・働き方にしようと肝に銘じています。

ふたがわ
自分のサインに自覚的になるって、大切です。

逃げる準備をしよう

旅に出る男性

さて、自分の限界サインに気づき、少し休んで冷静さを取り戻し、それでも「辞めたい」「自分の人生ここじゃない」と思うなら、さっさと逃げる準備をしましょう。

逃げる方法としては、

  1. とにかく会社を辞める。辞めた後で考える。
  2. 転職活動をして、決まってから辞める。
  3. 会社員を続けながら、別の道を作り始める。があるかな、と思います。

命の危険を感じる人は、迷わず①です。

ふたがわ
大丈夫です、日本は生きていけます。

いざとなったら生活保護もあります。

会社員という働き方に絶望しているわけではない人は、②でもいいかもしれません。

「もう働きたくない!」という方へのおすすめは、③の「会社員を続けながら別の道を作り始める」です。

別の道、つまり自分の体に合った生き方をデザインしていくのです。

例えば副業を始めて、副業で月10万稼げるようになって、田舎に移住してそれで生きていく。

場所にもよりますが、地方であれば月10万でも生きていけます。

『年収90万円で東京ハッピーライフ』の大原扁理さんなど、月7万円ほどでハッピーに暮らしている人もいますから。

また、月3万円や月6万円で生活している人も多数いらっしゃいます。

働かない暮らし』のおのんこさんとか。

ベーシックインカムを自分で作る

私の生活費は住宅ローン込みでざっくり20万円/月です。

月6万円の方と比べるとかなり多いです。

ふたがわ

少なくしないとなー、とは思っているのですが、住宅ローンがでかいので、東京住まいの間は仕方ないかな、と思っています。

地方移住したら大幅に削減できるので、10万円くらいでいけそうですが。

ふたがわ
月20万ですから、少し余裕をもって月30万円、お金が勝手に入ってくる仕組みが作れれば、リタイアできるわけです。

そして実際に、その仕組みを作ってリタイアしました。

これが、月10万円でいい人もいれば、月6万円でいい人もいます。

例えば月10万円ですと、資産が2400万円あれば、達成できます(年利5%で計算)。

月6万円なら1440万円です。

決して、届かない額ではありません。

2400万は元金ゼロ、月8万円積立、年利30%で運用すれば9年で貯めることができます。

↓積立・複利の計算はこちらのサイトでできます。
ke!san〜生活や実務に役立つ計算サイト

大丈夫、逃げた先に道はあります。

仕事を辞めたい、限界を感じている方へ。

今はきっと「選ぶ」タイミングです。

その道ではないことを、自分の体が教えてくれているんだと思います。

自分の人生を選びましょう。

大丈夫、逃げた先にちゃんと道はあります

自分の体にあった生き方をデザインすればいいんです。

自分の「限界サイン」を書き出してみて、「うわ」って思いませんでしたか?

人間がそこまで壊れるって、何かしらおかしいです。

さっさと逃げましょう。

ちなみに、私のように「山奥にこもりたい」という症状の方には、こちらの本がおすすめです。

この本を読みながら、私は逃げる準備を粛々と進めていました。

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