「投資は怖い」は誤解。よくある思い込み3つと実際の話

「投資は怖い」は誤解。よくある思い込み3つと実際の話

悩んでいる人
投資って怖いイメージがある。やった方がいいような気もするけど、損するのが怖くて手が出せないんだよな……

こんな悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「投資は怖い」は誤解。よくある思い込み3つと実際の話
  • 投資で大損を避けるコツ3個
  • お金持ちは投資しているという真実

この記事を書いている私は、37歳で投資歴は4年、投資で月40万円ほどの利益を出しています。

この記事を書いている人
二川夏紀
ナッキーこと二川夏紀(♀)
投資で月100万円の家賃収入を得て2020年にリタイア。金融資産3300万円。大家業・株・自動FXで稼ぐ。FP・簿記を保有。

不労所得推移

運用年 不労所得計 不動産収入 民泊 配当収入 自動FX Blog
2018 71万6,312円 716,312
2019 3,21万2,055円 3,212,055
2020 3,61万5,479円 3,612,347 3,132
2021 4,81万2,320円 4,669,975   20,358 50,157 71,830
2022 6,38万5,005円 4,170,325   70,308 1,823,118 321,678
2023 5,46万5,640円 4,540,126 91,913 50,090 295,081 580,343

「投資は怖い」は誤解。よくある思い込み3つと実際の話

思い込み① 投資はリスクが高い

投資の危険性は投資する資産によって異なります。

大事なのは、どの投資先に、どんな危険があるかを知ること。

例えば債券投資であれば、原則として元本保証されますが、外国債の場合は為替変動によって、買った時よりも売る時に円が安くなっていれば、元本割れのリスクはあります。

投資におけるリスクの正しい意味は、リスク=不確実性です。

そもそも、リスク=危険とのみ考えるのは投資においては正しくありません。
リスク=不確実性として覚えておいてください。

例えばこんな感じです。

リスクが高い商品Aは、大きく上がったり下がったりします。
一方、リスクの低い商品Bは、大きく下がらない代わりに、大きく上がることもありません。
商品Aを高い時に買って安い時に売れば大きく損しますが、安く買って高く売れば、大きく利益を得られます。

どちらの商品を買うかは、投資家の戦略によります。

思い込み② 貯金は安全

貯金が安全というのは日本でのみ信じられている神話です。
実際は安全ではありません。

なぜなら理由は3つ。

理由1 現金の価値が減るかもしれないから

現金の価値は実際に近年、減っています。
消費者物価指数は増加していることからもわかります。

画像
※日本銀行『わが国の経済・物価情勢と金融政策』より

消費者物価指数が増えるということは、インフレしているということ。

日銀は年2%の増加を目標としています。

つまり、今年は100円で買えたモノが、来年は102円出さないと買えなくなる、ということです。

モノの価値が上がる=お金の価値が減っているんです。

資産構成が預金だけなのが危険な最大の理由です。

理由2 預金は増えないから

物価が上がっていく中で、資産を増えない預金として抱えているのはリスクです。

米国株のS&P500などに投資していれば、長期的に見れば年利8%くらいで運用できます。

安全性の高い米国債でも年利1%は超えています。

一方、貯金の年利は0.001%〜0.1%ほど。

米国債を買った方が良くないですか?

理由3 銀行が倒産するかもしれないから

銀行が倒産した時に保証されるのは「元本1000万円とその利子」だけです。

それ以上の預金は返ってこないかもしれません。

株を買って財産を失うのが怖いと言いますが、預金だって危険なんです。

思い込み③ 投資で人生傾く

そもそも人生傾くほどの金額をいきなり投資したり、危険な投資話に乗らなければいい話。

投資話が危険かどうかは勉強すればわかるようになります。

そして、少額から投資を始めれば、人生が傾くことはありません。

むしろ投資は、人生を安定させるためのツールです。

収入を労働収入のみに頼るのと、お金に働かせて投資収入の柱も作っておくのと、どちらが安全でしょうか?

私は後者だと思います。

労働所得と財産所得、日本とアメリカ

ちなみに、アメリカ人は収入の1/4を投資から得ています。

対して日本人は1/7です。

投資で大損を避けるコツ3個

コツ①勉強をする

勉強して自分の脳みそを強化しましょう。

知識がないから大損するんです。

投資で失敗している人の特徴として「投資家や召喚会社の人の言うことを鵜呑みにする」が挙げられます。

知識があれば避けられます。

「もっともリターンの高い投資は自己投資」と言われているほど、自己投資というのは重要です。

コツ② 少額から始める

不勉強なうちに大金を投じると大損する可能性が高まります。

株式投資も投資信託も、100円から始めることができます。

コーヒーを飲むのを我慢したお金で、小さく始め、学んでいけば大損はしません。

コツ③ 信用取引しない

理由はリスクの高い投資手法だからです。

信用取引とは、証券会社にお金や株券を借りて株式を取引することです。

レバレッジがきく投資手法ではありますが、信用取引すると株価が下がると追証が発生し、さらに自己資金を投入しなければならなくなります。

そして追証を払えなければ、強制決済となって、損失を抱えたまま株を売却することになります。

もともと入れていた自己資金を全て失い、さらに負債を抱える可能性まであるので、信用取引はやめましょう。

お金持ちは投資しているという真実

お金持ちほど資産を現金だけで持たず、株式・債券や、保険という金融商品として持っている傾向があります。

なぜなら上述したような「資産を現金としてのみ持つ」ことの危険性を理解しているからです。

さらに、お金持ちがなぜお金持ちになれたのか?を考えると、

  1. 稼いだから
  2. 資産を増やしたから

の2パターンしかありません。

実際、金融資産1億円以上の「富裕層」と呼ばれる人たちの代表的な職業は、

  1. 企業オーナー
  2. ②医師
  3. ③不動産オーナー

の3つです。
医師のような稼げる職業につくか、投資をして資産を築くのが富裕層への道ということがわかります。

まとめ

この記事の内容はこんな感じです。

  • 「投資は怖い」は思い込みです。実際は投資しない方が「怖い」
  • 投資で大損を避けるコツ。①勉強する②少額から始める③信用取引をしない
  • お金持ちほど投資をしているという真実。投資で資産を増やすのが富裕層への道。

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