びわこふきん

【エシカル生活のおすすめ】びわこふきんを使ってみた(レビュー)

こんにちは、思い立ったら片っ端から試すフタガワです。

エシカル消費に夢中です。
なぜ今エシカルなのか。
それは、「地球に優しいことをしてれば息をしてても許される気がするから」です(メンヘラ)。

取り組み始めたキッカケ

単純だしミーハーですが、海洋プラスチック問題です。
2050年には魚の全体量よりも海洋プラスチックの方が多くなるんですって……!?
瀬戸内育ちとしては、絶望する事実です。
大人になってからは海に行く頻度が落ちたので、私の頭の中の「海の光景」は子どもの頃のまま。
砂と貝殻とワカメの砂浜です。
少しのゴミはあるけれど、ビンとか、あっても海に浮かばせる「浮き」くらいです(あれはゴミではなかったかも)。

というか、ほとんどなかったな。

そして、海に潜ればギザミ(関東ではベラ?)やアイナメが沢山いました。
「海藻でモシャモシャしている場所を踏むとヒメオコゼのトゲを踏んでしまうから絶対に踏むな」とも言われていました。

あの魚たちより、プラスチックの方が多くなる……!?
もう10年以上行っていませんが、瀬戸内の海辺もプラスチック汚染されているかもしれない、と思ったらゾッとします。

ということで、プラスチックが憎いです。
ですが見渡してみると私たちの生活はプラスチックだらけ。
プラスチックを避けていたらスーパーでは何も買えません。

というわけで、脱プラはすぐには無理そうなので、まずは減プラ

家の中からプラスチックを自然素材に変えていく方針です。
この際、すべてのプラスチックを代替品に変えていくのは、逆にモノの寿命を縮めていることになりますので、「マイクロプラスチックを生み出しそうなもの」かつ「そろそろ買い替えるもの」に限定して自然素材に代替していきます。

びわこふきんを導入

減プラのため、2ヶ月前に導入したのが、「びわこふきん」です。

ーびわこふきんとはー
びわこふきんはガラ紡と呼ばれる日本独自の紡績方法で織られた木綿の布です。
デコボコしたガラ紡糸自体に、油や汚れを取り込み、洗剤なしで食器洗いができるので、手荒れに悩まされることもなく、又、生活排水で、川や池を汚すことも少なくなります。
(時々布についている黒い粒は綿実のかけらで無害です)20数年前に琵琶湖で赤潮が大量発生し、合成洗剤に含まれるリン酸基が主な原因として疑われました。
琵琶湖の湖面が赤く染まっていくのに危機感をつのらせた滋賀県南部の住民は、リンを含む合成洗剤を使用しない運動を始め、滋賀県に対しても合成洗剤の使用規制を強く求めていきました。
そのような住民運動は、県内で合成洗剤の販売を禁止する「琵琶湖条例」の制定に繋がっていきます。
この住民運動と、時を同じくして、開発されたふきんでなので、合成洗剤使用をなくしたいという願いを込めて、『びわこ』と名付けられています。
(amazon 商品説明から引用)

びわこふきんの使い方

基本的には「びわこふきんを濡らして、食器を拭う」だけです。
その時に洗剤は使いません
簡単な汚れなら水だけでもOK。
亀の子束子で食べかすを落とし、びわこふきんで拭って汚れを落とします。
油汚れがある場合は、お湯を使って同じように「亀の子束子→びわこふきん」の順で汚れを落とします。
パスタなどソースがある場合はびわこふきんだけだと不安なのですが、先に亀の子束子を使うことによって「ソースや食べかす」は皿から落とせるので、後はびわこふきんで十分です。

亀の子束子+びわこふきんは最強です。

使った後は水分を絞って、干して乾燥させます。

びわこふきんを導入した感想

水だけでも、味噌汁の汁碗やお茶碗、漬物をのお皿などはさっと拭うだけで、某潜在のCMのように汚れが落ちて「キュキュッと」なります。
さらに、お湯を使えば油汚れも落ちます。
ふきんの繊維でこすり落とすので、食器は指で触っても「キュキュッ」がわかります。
むしろスポンジに洗剤をつけて撫でて洗うよりも、キュキュッと感は強いです。

ただし、サバを焼いた後の網など、脂・匂いのついているものを洗うのは、びわこふきんだと難しいです。
(コツを知っている人がいたら教えてほしい……)
我が家ではそういう場合に限って、洗剤&スポンジの使用を許可することにしました。
この時に使うスポンジも自然素材の方が良いとは思うのですが、まだ新品のスポンジが余っているので、まずは使い切ります。

総評

びわこふきん、良いです。◎。
我が家はカレーやサバなど、脂と匂いのダブルパンチのものは週に1〜2回程度なので、普段の食事はほとんどびわこふきんで事足ります。
いちいち洗剤をつける手間が省かれるので、ちょっとした洗い物もサッと洗え、シンクに溜めなくなりました。
家族も最初は戸惑っていましたが、特に苦情もなく使ってくれています。

導入して良かったです。
読んでくださり、ありがとうございました。

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