移住旅バナー

【移住旅】四国編4日目_大三島でのんびりドライブ&ビール

こんにちは。フタガワです。
四国旅4日目は、大三島へ向かいました。
当初は予定になかったのですが、松山の居酒屋で出会ったおじさんに「綺麗な海なら島の方がええ」と言われ、急遽、行くことにしました。
天気は晴れ。
島に渡るのには絶好の天気です。

1日の行動

6:00〜7:00 港を散歩
8:30 バスで大三島へ
10:00 大三島到着
10:30 大山祇神社の奥の院へ
11:20  サイクリング複合施設『WAKKA』でコーヒー
12:00 大三島ブリュワリーでビールを3杯いただく
16:00〜17:20 大三島〜今治 バス
17:30〜18:30 今治〜伊予西条 電車
19:00 ホテル到着
19:30 近くのうどん屋で夕食
21:00 就寝

大三島へGO!

大三島とは

芸予諸島の「神の島」

旅のルート
大三島には、私も行きましたが由緒正しき大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があり、「神の島」と呼ばれています。

今治からバスで600円

バスからの瀬戸内海を見る

(しまなみ海道を渡るバスから)

また、しまなみ海道の途中にあり、今治からはバスで600円、1時間半ほどで行くことができます。
伯方島・大島と連なっており、しまなみ海道を走るサイクリニストが多く立ち寄ります。

大三島を巡る

宮浦港バスで大三島の宮浦港に到着。
自動販売機でコーヒーを買い、「どこに行こうかなー」と考えながらぼーっとしていました。
海辺には中学生くらいの男の子が釣りをしています。
私がぼーっと見ていたのは1〜2分くらいのはずですが、1匹釣って、自転車で去っていきました。

そんなに簡単に釣れるんや。

なんか、学校の前にちょっと釣りに来ました、みたいな。
そんなノリに見えました。
いいなあ、朝ちょっと釣りに行くとか。

大三の大将と出会う

iPhoneで地図を見ていると、後ろから車がゆっくり近づいてきて(危険)、

「お姉さん、どこ行くん?」

と車の中のおじさん聞かれました。

「決めてないんです」

と言うと、

「車で案内してあげよーか」

と、おじさん。

「え? いいの?」という思いと、
「危ないからやめといた方が……」という思いが錯綜した後、

男性といってもお年を召されているし、小柄だし、それに島内で悪さしてもすぐに知れ渡るだろうし、何よりいい人そうだったので、お言葉に甘えて、「えへへ、いいんですかー?」と、車に乗らせていただきました。

これ、後から考えるとしまなみ海道が通ってるので、島民以外の人も車で来れますよね……
つまり、おじさんが島外の人な可能性もあったわけで……
うーん。
こういう旅先で出会う地元の人との触れ合いは難しいところです。
誰でも疑っていると良い出会いも逃してしまいますし、でも危険はありますから常に注意しておかなきゃ、とも思います。

ですがやはり、女性は特に気をつけましょう。
私は今回は運が良かっただけ、です。

さて、このおじさん。
地元の人が「大三の大将」と呼んでいたので、この後は大三の大将と呼ぶことにします。

知る人ぞ知るパワースポット大山祇神社の奥の院

大山祇神社の奥の院
大三島には大山祇神社という大きな立派な神社があります。
しかし、大三の大将曰く、神社よりも奥の院がすごい、とのこと。
なんでも地元の人にはパワースポットとして超有名だそう。
そんなに有名ならパンフレットにもでかでかと書いて欲しいですが、私が愛媛で手に入れていたパンフレットには神社しか載っていませんでした。

本当にもったいない。
観光資源を生かしきれていません。

車を降りて大将と歩いて奥の院へ行くと、大きな大きな木がそびえ立っていました。
樹齢数千年。
その木のうろを通る時に願い事を願えば、叶えてくれるとのこと。

もちろんお願いしました。
さて、結果はいかに。

2020年オープンの『WAKKA』へ

大三島WAKKA
続いて大三の大将が連れてきてくれたのは、2020年にオープンしたてのサイクリング複合施設『WAKKA』へ。
眺望よし、オシャレ、コーヒー美味い、の三拍子揃ったカフェ。
大将はよくコーヒーを飲みに来るそうです。
いいですね、そんな日常。
宿泊施設もあり、コテージとグランピング用のようなドーム型テンドがありました。

近いうちにパートナーを連れてまた来たいホテルです。

大三島ブリュワリーでクラフトビールを飲む

大三島ブリュワリーのクラフトビール
そして、「ココは絶対に行こう!」と決めていた大三島ブリュワリーで車から降ろしてもらい、大三の大将とはここでお別れです。

大三島ブリュワリーのメニュー
私が飲んだビールは3種

    • ブロンドエール
    • レモンペール
    • IPA

です。
なぜ3杯も飲んだか……というと……

理由はお店を開いた尚子さんと喋りたかったから。
じつは大三島ブリュワリーを開いたのは移住してきたご夫婦で、しかも古民家を買ってリフォームして住居にしつつ、お店も開いた、という、まさに私が憧れる生活(お店は除く)を実現している方だったからです。

この時、お店にいたのはご夫婦の奥さん、尚子さんの方(後からFacebookをチェックして勝手に名前呼び)。
旦那さんは前日に島の人たちと飲んでいて、二日酔いでダウンしていたそうです。
12時の開店直後に行ったからか、お客は私しかいなかったですし、尚子さんはとても話しやすい方だったので、「おかわり」を何度もして長時間居座ってしまいました。
いろいろと島のお話を聞けて、本当に良かったです。

  • 大三島は大山祇神社があるので、住民は殺生を禁じられている。ゆえに漁師はおらず全員農家。平和だそう。
  • 古民家に住むと、虫は絶対セットでついてくる。ムカデが天井から降ってくる。でも慣れる。
  • 車で尾道に出られる。でも通行料が2600円。

特に私が素敵だな、と思ったのは、なんでもこのご夫婦、コロナの自粛期間中、やることがなかったから船を買ったそうです。

暇だから船買うって(笑)
なにその暇の使い方。
めっちゃ羨ましい。

 大三島の住みたい度 ★★★★

グッときたポイント

自然豊か

大三島の田園当たり前ですが、自然が豊かです。
山もあり、そこには猪が住んでいるそうです。

海に囲まれ、マリンアクティビティが日常

海辺これはもう、羨ましいです。
大三島ブリュワリーのご夫婦がコロナの期間に船買った、とか、中学生が自転車で釣りしにきてて、しかもすぐ釣って帰って行った、とか。
私もそんな生活がしたい……

人が優しい(大三の大将)

大三の大将めっちゃ優しかったです。
最初疑ってごめんなさい。
車で島をまわりながら、撮影スポットでは停めてくれ「ここで撮ったらええよ」と。
四国旅行を通じて思いましたが、やっぱり皆さん、余裕があります。
東京だと何かに追い立てられていて、人に親切にする余裕や時間がないように思います。
四国で出会った人は、皆さん親切でした。
たくさん話をしてくれました。

車で本州にも四国にも行ける

車で中国地方と四国地方のどちらにもアクセスできるってのは魅力的ですよね。
船だと、台風が来たら止まるじゃないですか。
私が通っていた高校にも島っ子はいたのですが、台風が来たら休んでました(いじられていた笑)。

懸念点

街に出るのに車で行けるのは魅力だけど、しまなみ海道の通行料がかかってしまう、というのが懸念点です。
今も電車賃を考えて出かけるのをやめることもあるので……
島から出なくなったりして。
それはそれでいいのですが、少しだけ寂しくもあります。

いかがでしたでしょうか。
移住旅も4日目。
この後も観音寺、三豊と巡って回りますので、そちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。

-PR-