田園風景

【移住計画②】ふるさと回帰センターで相談する。

地方移住については、パートナーに何年も前から言っています。

「東京は住んでもあと10年」
「いずれは地方に移住したい」
「瀬戸内はいい。魚が美味しい」

結果、いつしか向こうに移住願望が移植されていました。

「海がある県がいい」

海なし県である栃木出身のパートナーには、「魚が美味しい」が効いたのでしょう。

2歩目のの足がかり

さて、「2〜3年後に移住する」と決めました。
具体的な準備に入ります。
家族の許可は得ているので、実際に移住先選定に入ることに。

そこでいきなり現地に行ってもいいのですが(休職中ですし)、「東京でできることがあるならやっておこう」精神で、東京は有楽町にある『ふるさと回帰センター』に行くことにしました。

ふるさと回帰センターとは

簡単に言えば地方暮らしを検討する人に情報提供をしてくれる施設です。

HPにある説明は以下。

NPO法人ふるさと回帰センターは、地方暮らしやIJUターン、地域との交流を深めたいみなさんをサポートするために、東京・大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を提供し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、地域活性化を目指しています。

私は「とりあえず専門の人の話を聞いてみたい!」と勢いで行ってきました。

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ふるさと回帰支援センターに相談してみた

早速、HPから相談予約を申し込み。
香川、愛媛、岡山の県について検討している、と伝えました。
すぐにメールが返ってきて、

10:00〜香川
11:00〜愛媛
12:00〜岡山

という順番で各県の相談員とお話しできることに。

「え?」1県1時間も?
そんなに要る?

そう思いましたが、時間を割いていただけるのはありがたいこと。
(実際に1県1時間以上かかりました)
ワクワクしながら出かけました。

「どんな暮らしがしたいか」前もって考えておく

なお、この時私は特に何も考えずに行ったのですが、「どんな暮らしがしたいか」はあった方が良いと思います。
相談予約フォーマットでは「何を相談したいか」を書く欄があるのですが、そこよりも「どんな暮らしがしたいか」が重要です。
私の場合、愛媛県の西条市が熱いと思っていたのですが、「海の近く」という条件があったので相談すると、「工業地帯なので思っている海と違うかもしれない」と教えてくれました。

確かに……海が近くても海岸が全て工場なのは嫌だ。
浜でなくてもいいので、山だったり岩場だったり漁港だったり、そういうのが良いです。
相談員さんは今治〜松山の海岸沿いが良さそう、と教えてくれました。

香川県のブース

香川出身の相談員さんでした。
東京に出て「そろそろ『もうええかな』ってなってます。東京もいいんですけど、『なんかなってな』って」と打ち明けると、共感してくれました。
三豊市は今ブレイク中とか、小豆島はトティエという移住者の方が作った移住支援団体がある、とか各自治体で異なる移住支援状況に合わせて説明してくれます。

ちなみに「就農ってどうですかね?」と恐る恐る尋ねると、

「農業は覚悟が要ります。勉強しないといけませんし、辞められませんから」

と一言。

「ですよねー!」

そんな気がしていましたが、やはり。

ですが、「季節ごとの収穫バイトもあるので、そこで体験してみると良いかもしれない、と教えてくれました。

愛媛県のブース

愛媛出身の相談員さん。
愛媛のブースに行く前に、香川の相談員さんから私の情報は共有されているので、スムーズに入ることができました。
まずは愛媛の全域の説明があり、「海の近くで古民家がいいんですよね」と、今治〜松山あたりが良いのではないか、と教えてくれました。
愛媛についてはパンフレットもそうですが、南予、西予、東予の産業の違いや、地域の特性、など体系的に説明があり、とても分かり易かったです。
それに私の「海の近くで、古民家に住みたい」という要望に合わせておすすめの地域(今治〜松山、三津浜)をお勧めしてくれました。
さらに移住者で実際に古民家を改装して住んでいる方のInstagramまで紹介してくれて、かなり具体的にイメージできました。

もともと愛媛には大した地縁もないし、西条市がアツイと雑誌で読んだのでチラッと話を聞きに行ったのですが、愛媛の「移住したい度」が急上昇。

愛媛は今治、三津浜がアツそうなのですが、南予も見てみたいと思いました。

岡山県のブース

岡山の相談員さんは、岡山出身の方ではなく岡山移住を検討している方でした。
驚きましたが、すごく岡山に詳しくて、移住検討者目線で説明してくれます。
それに、岡山大好きで、すごくアツイ

熱意をもって説明してくれるので、その地域に魅力を感じるし、何よりワクワク感が増します。

岡山に関しては、結論としては児島と牛窓がアツそうです。
岡山に行った時は、そこはマストで行くことにします。

結論:行って良かった。

移住パンフレットインターネットでも情報は集められますが、ネットに出てこない情報も沢山あります。
それに自分の理想の暮らしに合わせて情報をくれるので、行って良かったです。
ネットは、能動的に探さなければいけないので、結構大変。
それに、各自治体でいろんなパンフレットが出ていることも初めて知りました。
中には漫画になっているものや、かなりオシャレな冊子も。
地域おこし協力隊の方が頑張っているそうです。

次は現地に行ってみます。
「百聞は一見に如かず」です。
しっかり準備して行った方が良いとは思うのですが、私は「とりあえずやる主義」なので、とりあえず航空券を買いました(休職中で時間ありますし)。
各自治体に問い合わせて、案内してもらったり移住体験用住居にも泊まってみたいし、やる必要があると思います。
でも、それはもう少し後にします。
オンラインで相談会もやっているので、そういう直接的なやり取りの後かなー。
今はとにかく行って実際に見てみたい。
暇ですしね。

次は移住先探しの旅です。

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