地方移住パンフレット

【移住計画①】地方移住の最初の一歩

以前は40代後半で田舎に移住をしようと思っていました。
でも、もっと早めようと思っています。
今から2〜3年後。
大分先のように思えますが、きっとあっという間です。
ですから、思い立ってから準備して移住するまで、そして移住してからのコトも、リアルタイムで記しておこうと思います。

まずは最初の一歩から。

「行動を始める」と思い立つ。

もう「やる」とは決めている。あとは「いつやるか」

「移住したい」「移住するつもり」と言いながら、「でも今は仕事があるからダメだ」とか「もう少しお金が貯まってから」とか、「馴染めるか心配」とかグダグダ悩むの、やめました。

  「足踏みしてても靴底は減るぜ」by高橋歩

悩んでいる間にも人生の貴重な時間を消費しています。
同じ「靴底を減らす」なら、移住先を歩いて減らしましょう。

平日に仕事を休んで現地に行こう。

なぜ平日かと言うと

1、移動費・宿泊費を安く抑えられるから。
2、自治体の担当者に案内してもらえる(相談員の方が言ってました)

平日は航空券がめちゃくちゃ安いです。
リアルにケタが違います。
四国だと5200円くらいだったりします。
はっきり言って夜行バスより安いです。

そして、有楽町にある『ふるさと回帰センター』の相談員の方が言っていたのですが、自治体の移動推進担当者も平日であれば時間が取りやすいので、案内してくれやすい、とのこと。

仕事を休めないかもしれません。
でも、忙しくても、休める空気じゃなくても、休んでも良いのではないでしょうか。
だって、辞めるじゃん(鬼畜)
有給、きっと残ってますよね。
有給使って移住先を見に行きましょうよ。
こんなに建設的な使い方がありますか?
私も休職して元気になってきたから、今週見に行きます。

今は東京を離れられなくても、進められることはある。

グダグダ悩むのはやめだ! と言いつつも、本当に今は無理な方もいらっしゃると思います。
私も、少なくとも来年末くらいまでは難しいです。
ですが、準備はできます。

一生住むかもしれない土地です。

調べまくって、何度も何度も何度も現地へ行っても足りないのではないでしょうか。
むしろ、「一生住みたい」と思えるくらいの場所を探したいものです。
それならば、いくら準備しても不足はなさそうです。

移住で何を求めているのか、何を実現させたいのか考える。

まずはここからです。

「アウトドアが好きだから毎週末アウトドア遊びができる地域がいい」
「就農したい」
「自然豊かな場所で子どもを育てたい」

などなど、あるかと思います。
ちなみに私の場合は、

・車の音がしない家で眠る。
・早朝から味噌汁を作って朝ごはんを食べられるゆとり。
・庭、もしくは家の近所で家庭菜園。野菜は自給自足する。
・古民家暮らしをする。なぜなら縁側のある家に住みたいから。DIYリフォームをした家に住むのが夢だから。
・夕方は陽が沈むのを感じる。
・庭で焚き火をする。
・週1は釣りをする。だから海まで5km以内。
・散歩が好きなので、散歩で川、もしくは海へ行ける。

これが実現したいことです。

移住先の希望を出す。

何県がいいのかの条件出し。

移住希望の県がない人は旅行で行った場所や興味のある場所など、リストアップしてみましょう。
私の場合は、地元は香川県ですが、特に帰りたいと思っていなかったので、住みたい場所の条件を出して行きました。

・寒いのが嫌いなので、東京より南が良い。
・海がある県がいい。魚介類が好き。
・でも日本海と太平洋は波が高いから怖い。

この時点で、かなり絞れます。
「瀬戸内」です。
いきなり故郷です。
意図せず、好きな気候や環境が一致していたようです。
もうね、瀬戸内海は海が違うんです。
穏やか。
凪いでます。
太平洋とか怖いです。
日本海も。
ザッパーンって。
東映かよ。

場所の条件出し

「何県」にするか、よりももっとミクロな「 住みたい場所の条件」を書き出していきます。
私の場合、

・海に自転車で行ける
・川にも自転車で行きたい
・自分の畑(小さくてもいい)を持てる、借りられる。(これは空き家探しの時の条件かな)
・山が近い。

この点でも、四国・山陽は条件にピタリ。
狭いから、海からすぐ山です。

移住を想像していく。(移住の手順を決める)

①家族に相談

一緒に住む家族のいる人は、全員の意思を統一することは必須かと思います。
うちもパートナを10年かけて洗脳しました。

一緒に住んでいない実家の両親や兄弟に反対されそうな人は、事後報告にしましょう。
事後であれば反対されませんから。

②自治体に相談する

どの県も相談窓口があります。
いきなり自治体窓口が不安な方は、有楽町にある『ふるさと回帰支援センター』で相談してみましょう。
各県のブースが並んでおり、相談員の方が座っています。
予約して相談しに行くと、いろいろと説明してくれますよ。

 

③移住先には何度も行く。

現地を見に行くのは必須ですよね。
私も広島、岡山、香川、愛媛、はまず旅行でいくことにします。
移住お試し住宅も比較的安価で借りられるので、そちらもおすすめです。

④移住体験ツアーに参加してみる。

移住体験ツアーをやっている県もあるのですが、最近はコロナでやっていないので、自分でコーディネートして行くことにします。

⑤農業体験を受けておく。

少しでも就農に興味があるならば、受けておくと良さそうです。
東京にもありますから。
実際にやるかもしれないことを体験しておくのは大事ですよね。
「やっぱ違った」となるかもしれませんから。

⑤空き家を見にいく。物件を決める。

古民家を希望している方は空き家バンクでチェックしましょう。
最初は賃貸で現地入りし、じっくりどこに住みたいか検討してから購入に踏み切るのでもいいかもしれません。

ちなみに私は以前から空き家願望があるのでこんな記事も。
※「妄想田舎暮らしのススメ

⑥仕事を探す

私はアパート大家をしたまま移住する予定なので、なんなら現地では働かないかもしれません。
でも近所の人から見たら怪しさがすごいので、周りから見た職業も欲しいなーと考え中です。
「アパート経営しています」って、三重半ばの女が言ってたら「なんだあいつ」ってなりそうで怖い……
偏見かもしれませんが、怖い。
地域のコミュニティで嫌われたくないよー。
それならブログを書いていて、それで稼いでます、の方がいい。

「地域の魅力も発信していきます」って。

……これだ!

⑦職場に退職の旨を伝える

仕事と住む場所が決まれば、あとはスケジュールを引いて実行するのみ!

⑧引越し準備

  • まず日程を決める。
  • 家を売るか賃貸に出すか、シミュレーションをする。
    持ち家の方は売るか貸すかで検討するかと思います。
    住宅ローンで次の家を買うつもりであれば「買う」一択ですが、そうでなければ賃貸も検討した方がいいでしょう。
    もし利益が出れば、収入が増えますからね。
    ポイントは、税金を除いてもプラスになるかシミュレーションすること。

そして怒涛の引越しへ。

  • 賃貸に出すから、不動産会社を探す。
  • リフォーム会社の選定。依頼。
  • 引越し業者に見積もり依頼。
  • 不用品をメルカリやジモティで売る。
    ソファとかベッドとか、捨てるつもりで売れそうな物は売りましょう。
  • 実際に引越し
    近所に配るお土産を忘れずに買っておく。
    東京からなので、東京の美味しいものがいいかな。
  • 現地に到着。猫と。
    ここまで脳内で想像しながら気付きました。
    とりあえず、寝られるように用意しておかなければいけないことに。
    ここで空き家のまんまじゃまずい問題が出ます。
    汚すぎて寝られません。
    下手したら前の住人の荷物もそのまま残っています。
    綺麗な家を借りて、しばらく空き家を改修するか、先に現地入りして私が一人で改修するか、前もって検討しておく必要があります。
    もしくは、エイヤッと引っ越しちゃってテントで生活しながらリフォームするか。
    ……これはパートナーに反対されそうなので却下ですね。必要なのは「トイレ」「お風呂」「キッチン(最低限は流しと火)」「寝る場所」「電気」「Wifi」これらを引越し当日までに準備しておく必要がある、と。
    というわけで、移住の流れに追加しておきます。

⑨現地の暮らしを始める。

引越しが終わったらいよいよ現地での生活スタートです!
ワクワク!

⑩空き家の改修。

生活しながらリフォームします。
これが楽しみ!
業者さんにお願いする方は引っ越す前にリフォームするかと思いますが、私はDIY派なので引っ越してからです。
ただ自分でやるにしても、相談できる大工さんは欲しいところですね。
ただ相談するだけでは申し訳ないので、キッチン、トイレ、お風呂の施工をお願いすれば、winwinにできそうです。
電気工事やモルタルなど、他にできないことがあれば、やってもらうつもりです。

11.仕事を始める

いきなりフルタイム出なくとも、農家の季節バイトとかあります。
どう生計を立てていくのか、どんな生活がしたいのか、今のうちから調べ構築していきます。

移住の準備は超楽しい。今すぐ始めよう。

準備の最初はこの記事のように「考える」ことですが、この「考える」という準備がメチャクチャ楽しいんです。
自分の夢の生活を実現する過程ですから。
今、私は夢を叶えていってるわけです。
本当に楽しい。

移住するには考えることやることが沢山あります。
きっと身一つで行ってもいいんだろうけど。
でも私は準備したい。
楽しいし!
だから移住のためのノートを作ってもいいなーと思っています。
電子でやるか、実際のノートにするかは考え中ですが。

読んでくださりありがとうございます。
先日『ふるさと回帰支援センター』に行ってきたので、次はその記事を書きますね。

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