アーリーリタイアにいくら必要?設計方法を紹介します。計算式は2つ。

アーリーリタイアに貯金はいくら必要?【簡単】設計方法を紹介=2つの計算式。

悩んでいる人
会社を辞めてアーリーリタイアしたいけど、貯金はいくら必要なんだろう?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • アーリーリタイアに貯金はいくら必要?【簡単】設計方法を紹介=2つの計算式。
  • 収入の柱をつくる方法
  • アーリーリタイア後の生活のヒント

この記事を書いている私は、2020年にアーリーリタイアしました。

今は不動産収入で暮らしつつ、株で資産を増やしています。

この記事を書いている人
二川夏紀
ナッキーこと二川夏紀(♀)
投資で月100万円の家賃収入を得て2020年にリタイア。金融資産3300万円。大家業・株・自動FXで稼ぐ。FP・簿記を保有。

不労所得推移

運用年 不労所得計 不動産収入 民泊 配当収入 自動FX Blog
2018 71万6,312円 716,312
2019 3,21万2,055円 3,212,055
2020 3,61万5,479円 3,612,347 3,132
2021 4,81万2,320円 4,669,975   20,358 50,157 71,830
2022 6,38万5,005円 4,170,325   70,308 1,823,118 321,678
2023 5,46万5,640円 4,540,126 91,913 50,090 295,081 580,343

アーリーリタイアに貯金はいくら必要?

アーリーリタイアにいくら必要?設計方法を紹介します。計算式は2つ。

アーリーリタイアするのには1億円必要とか、3000万円必要とか、人によって言うことはバラバラですが、前提とする生活費が違うのでバラバラになるのは当たり前です。

実際には生活費を抑えて1000万円でアーリーリタイアする人もいますし、豊かな生活を送るために1億円以上ためて会社を辞める人もいます。

【簡単】設計方法を紹介=2つの計算式。

アーリーリタイアの計算式は以下の2つ。

貯金型:月々の支出x12ヶ月x残りの人生年数 < 貯金額 ※オススメしていません
資産型:月々の支出 < 月々の収入 ※オススメ

私個人は貯金型はおすすめしていません。

その理由について解説しますね。

貯金型:月々の支出x12ヶ月x残りの人生年数 < 貯金額

まず貯金型とは、資産運用をしないで貯金を切り崩して生活していくスタイルで、貯金のみで残りの人生の生活費をまかないます。

例えば私ですと36歳で、人生は100年あるようなので、残りは64年です。

そして、東京で生活する現在、生活費は月々20万円ほど。

20万円x12ヶ月x64年=1億5360万円

すごい金額になりましたね。

「こんな金額貯められない!」という方は(ほとんどだと思います。私もそうです)、生活費の部分を落とすと貯める貯金額は少なくて済みます。

例えば、月々3万円で生活するならどうでしょうか?

3万円x12ヶ月x64年=2304万円

かなり減りましたね。

生活費3万円も驚かれる方もいると思いますが、実際に実現している方達はいるので、実現可能な範囲です。

ただ、ここまで紹介しておいてアレですが、私個人は貯金型をおすすめしていません

貯金型をおすすめしない理由

理由は1つのみです。

お金の価値が減る可能性があるから

「インフレ」「デフレ」という言葉があるように、お金の価値は変動します。

頑張って3000万円の貯金をしても、30年後にはその価値は1500万円分になってしまうこともあるのです。

リタイアして30年後ですから、そこから貯金を増やすのはキツそうですよね。

以上の理由で、貯金のみでリタイア設計するのはおすすめできません。

資産型:月々の支出 < 月々の収入

資産型は、株や不動産の不労所得で月々の生活費をまかなう考え方です。

私の生活費の場合ですと、

月々の支出=20万円 < 月々の不動産収入=40万円

となり、生活の見込みが立ちましたので辞めました。

例えば高配当株などで月々の収入を得る場合は、「4%ルール」と言って、年利4%で考える人が多いようです。

計算式は、

月々の支出 < 資産x4% ÷ 12ヶ月

つまり

年間の支出 < 資産x4%

となります。

つまり月20万円必要な場合は、年240万円ですから、6000万円必要となります。

実際、FIRE(Financial Independent Retire Early)というアーリーリタイアを目指す動きが流行しているのですが、FIREする人は資産型が多いです。

資産型:収入の柱を作る方法

資産型:収入の柱を作る方法

投資で収入の柱をつくる

投資で収入を得る方法は2つです。

①不動産投資で家賃収入を得る

アパートやマンションの1室を買って貸し出し、そこから利益を得る方法です。

初期費用が必要であり、物件を沢山見に行って相場観を身につける必要がありますが、その手間をかければ大きな収入源を得ることができます。

②株式投資で配当収入を得る

高配当株と呼ばれる、配当金が高い株を所有する方法です。

持っているだけで毎年配当金が振り込まれます。

投資で収入を得る方法はこの2つのみなので覚えておいてください。

FXは値動きで利益を得ようとするものであり、「投機」です。

資産を産むものを買う「投資」ではありません。
(投資信託やETFは広義の株式投資、JREITも広義の不動産投資と位置付けています)

副業で収入の柱をつくる

アーリーリタイアは労働をしないリタイアですので、副業をしてしまうと「セミリタイア」になってしまうのですが、副業で収入の柱を作ることもおすすめです。

動画編集やリゾートバイトなど「苦じゃないこと」で1日1〜2時間、もしくは週2くらいで働き、収入の柱とするのも悪くないでしょう。

アーリーリタイア後の生活のヒント

アーリーリタイア後の生活のヒント

アーリーリタイアで検索していると、「やりたいことが見つからず失敗する人もいる」と書かれていますが、私の場合は毎日楽しくてたまりません。

ふたがわ
毎日、好きなことばかりしています。

毎日、たっぷり寝て、朝は散歩とストレッチと筋トレから始め、朝食も出汁から取った味噌汁を作っています。

確実に会社員時代よりも健康になりました。

やりたいことが見つからない場合は

もし、やりたいことが見つからなければ、収入の柱をもう1つ作り始めることをおすすめします。

「新しいことへの挑戦」ですし、数字として結果が表れるのでやりがいもあります。

私の場合は、今は株式投資とブログで収入の柱を作っています。

株は1000万円を運用中で、ブログも収益化はできたので、それぞれ金額を大きくしていっている最中です。

めっちゃ楽しいです。

仕事人間だった方も、「収入の柱を作る」ためなら、モチベーション上がるのではないでしょうか。

なぜならそれって、ほぼ仕事なので(笑)

まとめ

この記事の内容はこんな感じです。

・アーリーリタイア設計方法を紹介。計算式は2つ。
┗貯金型:月々の支出x12ヶ月x残りの人生年数 < 貯金額 ※非推奨
┗資産型:月々の支出 < 月々の収入 ※推奨
・収入の柱を作る方法は「投資」か「副業」
・アーリーリタイア後の人生は楽しくてたまらない
・暇になったら新たな「収入の柱」を作れば一生楽しい

アーリーリタイア したい方の参考になれば嬉しいです。

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