自宅を買いたいけど、どうやったら良い物件を買えるのかな?
高い買い物だから、不動産屋の言いなりにならずに買いたいな。
高い買い物だから、不動産屋の言いなりにならずに買いたいな。
こんな悩みに元不動産営業の私が答えます。
本記事の内容
- 私が相場より安く家を買えた理由
- 不動産の3Pとは?
- 掘り出し物件を買う方法
この記事を書いている私は、これまで3軒の自宅を購入してきました。
元不動産営業としての知見をもとに、「自分に合った家をお得に買う方法」についてご説明していきます。
目次
私が相場より安く家を買えた理由
先日、相場より1000万円くらい安く家を契約してきたふたがわです。
なぜ私が安く家を買えたのか?
それは「我が家の3Pを整理できているから」に尽きます。
不動産の3Pとは?
もともと私は住宅営業で「家売るオンナ」でした。
しかもバンバン売ってました笑
売れてた理由は、神上司から徹底的に「お客の3Pを整理せよ」と教えを受けていたからです。
3Pとは、
①PLACE(立地)
②PRICE(価格)
③PLAN(間取り)
②PRICE(価格)
③PLAN(間取り)
の3つ。
下ネタじゃないんですよ
PLACE(立地)とは
・何駅が良いのか?
・駅近なのかそれとも徒歩15分まではOKなのか?
・周辺環境は便利な方が良いのか静かな方が良いのか?
・駅近なのかそれとも徒歩15分まではOKなのか?
・周辺環境は便利な方が良いのか静かな方が良いのか?
みたいな感じです。
PRICE(価格)とは
そのまんまお金のことです。
・月々いくらまで家に払えるのか?(経済的、心理的に)
ってことですね。
経済的に出せるお金と、心理的に出せるお金は違うので、ここが重要です。
PLAN(間取り)とは
・3LDKなのか1LDKなのか?
・収納はどれくらい必要か?
・広さはどれくらいが最適なの?
・収納はどれくらい必要か?
・広さはどれくらいが最適なの?
などなどです。
住宅営業の仕事は、お客さんの話をヒアリングしてお客さんが求める3P、必要な3Pの内容を割り出し、優先順位を付け、最適な家を提案することなんですね。
正直、お客さんでこの3つが整理できている人はほぼいません。
なので、自分自身で3Pの内容と優先順位を付けておくと、家が欲しいエリアで必須条件を満たす家が相場から外れた価格で出てくると、その場で申し込みができるんです。
我が家の3P
ちなみに我が家の3Pは以下でした。
①PLACE
・海にチャリで行ける
・でも海抜30m以上(津波コワイ)
・でも海抜30m以上(津波コワイ)
②PRICE
・パートナーが組める住宅ローンと私の自己資金の範囲内
③PLAN
・リビング広め20帖以上欲しい(子どもが小さいのでずっとリビングで過ごすから)
・皆で寝るので大きな寝室。だから1LDKでも良い。
・駐車場は1台分でOK
・庭は狭めでOK。広い庭に憧れはあるが、パートナーも私も妊活する予定なので、「いつ妊婦が発生するか分からない家庭」においてメンテ必要な広い庭はリスクでしかない。
・皆で寝るので大きな寝室。だから1LDKでも良い。
・駐車場は1台分でOK
・庭は狭めでOK。広い庭に憧れはあるが、パートナーも私も妊活する予定なので、「いつ妊婦が発生するか分からない家庭」においてメンテ必要な広い庭はリスクでしかない。
ってな感じで、結果としてリビング23帖ある2LDKの家が出た瞬間、見に行って申し込みました。
直後に別の人から申し込みが入ったので、速攻行動して良かったです。
家探しの際、皆とりあえず3LDKで探したりするので、広さが十分あるのに2LDKだったりすると、少し安めに出てたりします。
100㎡あり余裕で3LDKにできる広さなのに、ですよ!
しかも今回は売主さんが売り急いでいたので、本当に幸運でした。
社会派ブロガーのちきりんさんが、「家族の段階によって必要な家の間取りは違う」と言っているのですが、私もまさにそう思います。
子どもが小さいうちは、リビングで着替えもオムツ替えもするので、「収納が充実した広めのリビング」と「大きな寝室」があれば事足りるんですね。つまり1LDKでもOK。
子どもが大きくなって個室が必要な年頃になってきて初めて、3LDKや4LDKが必要になってきます。しかもすぐに独り立ちして家を出るから、ほんの数年間だけなんですよね。
その後はパートナーと2人暮らしなので、それこそ1LDKとか2LDKで事足ります。
掘り出し物件を買う方法
掘り出し物件を買う方法は、
「買いたいエリアを決めて、そのエリアの物件を定期的(できれば毎日)ウォッチすること」
です。
具体的には、SUUMOなどの物件情報サイトに検索条件を登録しておき、毎日「新しい物件はないかなー」とチェックするんです。
エリアを決めて物件情報を見ることで「相場観」がつき、相場より安い物件が出てきたら、すぐにわかります。
不動産投資の現場でも同じことを学ぶので、不動産を買う時の鉄則かと思います。
ちなみに、エリアを決められてない人は、なかなか買えませんし、高値づかみしてしまうこともありますので要注意。
私が不動産を勉強したのは
私がこういった知識を身につけたのは、業界最古の投資スクールであるファイナンシャルスクールが主催する不動産投資スクールです。
講師の束田先生が、不動産投資の講義なのに本の紹介しまくっていて、もう本当に大好きでした
無料セミナーもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ:家を探す時には、まずは3Pを整理せよ
というわけで、もしこれから家を探す予定だったり、家探ししているお友達がいたら、「3P」の話をしてあげてください。
「3Pがさ!」って言うと、最初はだいたい引かれます。
3Pを整理して、条件に優先順位をつけると、おのずと自分が買う物件が見えてきます。
そうすると、SUUMOなどでエリアの物件を定期的にウォッチしておいて、「お!」という物件が出てきた時に、すぐ内見に行って気に入れば申し込みをするだけです。
私自身、20代の頃からそうやって物件を買ってきました。
相場より安いだけでは自分や家族が幸せになれません。
自分や家族にピッタリの3P(条件)がわかっていると、相場から外れた物件が出た時に「ウチの3Pにピッタリ……これだ!」と買えるようになります。