こんにちは。フタガワです。
今日は、SNS疲れや対人ストレスを軽くしてくれた仏教の考え方をご紹介します。
既読スルーがショックすぎて何も手につかない。
友人知人にLINEメッセージを送って既読がついたものの、
何時間経っても返事がなくて(いわゆる既読スルー)、
「何か嫌なことを言ったかな?」「もしかして私、嫌われてる?」などと考えて苦しんだことありませんか?
私は超ありました。
しばらく何も手につかず、人生の限りある時間を無駄にしてきました!
そう、その時間、無駄なんです。
今日は、その時間がいかに無駄か、そしてモヤモヤと考え続けなくて良いと私に教えてくれた仏教の教えについて紹介します。
他人と自分は生きている世界が違う
仏教には業界(ごうかい)という言葉があります。
業界とは、一人一人が生きる世界のこと。
人間はそれぞれ、経験してきたもの、見てきたもの、行ってきたことが違いますよね?
だから、業(行為)の作ってきた世界=業界が、人によって違う、と考えます。
なぜ他人の行為に傷つくのか?
人はそれぞれ生きる業界が異なるにも関わらず、他人と自分は分かり合えると思ってしまっています。
だから他人の行為に傷つくんです。
これがそもそもの間違い。
業界が違うから、私たちは、一生、1ミリも、1ピコグラムも、わかりあえません!
これが大前提。
他人が自分をどう思っているかは考えるだけ無駄
人はその人の業界を生きているから、他人が「何を考えているか」「どう考えているか」は、自分にはどうしようもありません。
自分の業界でどう頑張っても、他人の業界を変えることは難しいから。
つまり「Aちゃんが自分を好きか嫌いか」は、Aちゃんの業界のこと。
つまりAちゃんの問題であって、あなたの問題ではないんです。
あなたの問題は「あなたがAちゃんを好きかどうか」という1点だけ。
Aちゃんがあなたを好きかどうか、つまりAちゃんの業界のことを考えても、あなたにはどうしようもない。
つまり時間の無駄なんです。
仏教では、「自分に何とかできることのみにエネルギーを割きましょう」「他人がどう思うかアレコレ考えるのは時間の無駄だから考えるのやめようね」という考え方らしいです。
だからこそ、縁を大事にして生きる。
生きる業界が異なるから、他人に全く期待せず、交わらず、孤独に生きるのが良いかというと、それもまた違います。
業界が違う、生きている世界が違うからこそ、その異なる世界と世界が触れ合った場所=「縁」を大事にして生きるのが大事。
私はこの考えを知ったおかげで、他人が自分をどう思っているかを延々と考えるあの地獄のループから脱することができました。
やったー!
他人が私をどう思うかはその人の問題であって私の問題ではない。この言葉がどれだけストレス軽減してくれたか……
この考え方、本当に役に立ちました……!
あなたが他者とのコミュニケーションに擦り切れそうになった時に、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。