「いますごく苦しいんだけど……苦しい時って、どういう時なの? どう対処すればいいの?」
こんな悩みに答えます。
本記事の内容
- 苦しい時は何かをサボろう。
- 苦しい時には、毎日無心でできる習慣があるとうまくいく
- 苦しみの対処法10選
- 苦しい時のNG行動3選
この記事を書いている私は、残業月140時間を超えてうつになったり、職場でパワハラに遭ったり、兄弟が病死したり、大人がぶつかる「苦しいこと」にぶつかってきました。
その度いつも、「大人は辛い時にどう対処してるんだろう?」と思っていました。
この記事では、「現在進行形で苦しい方」に向けて、私が過去いろいろ対処法を試してきて効果のあった方法や考え方をお伝えしていきます。
苦しい時は何かをサボろう。
「苦しい時は成長している時」って本当?
すでにもう十分頑張ってるのに、それでも苦しいのに、「いまが成長する時だ、頑張ろうー!」って、まだ頑張るんでしょうか?
そもそも、苦しい時って千差万別です。
「成長」だけが答えじゃない気がしています。
苦しい時は千差万別
一言で「苦しい時」と言っても、状況はいろいろです。
- 大事な人を失った時
- ハードな仕事をしている時
- 失恋した時
- 事故や災害に遭った時
- 病気や怪我を負った時
- 職場や学校でいじめ、ハラスメントを受けている時
- 家庭内不和がある時
これらは全て、成長で解決できるのでしょうか?
もちろん、場合によっては、結果的には成長するかもしれません。
現代の日本人はすでに頑張り過ぎているんです。
すでに精一杯頑張っているのに、
「もっと成長しろ」と言うのは、酷ではないでしょうか?
苦しい時はサボろう
だから、サボりましょう。
老若男女、やらなきゃいけないこと多過ぎです。
大事なのは、サボっても自分を許せる自己肯定感です。
私もそうなのですが、真面目な人はサボるのが下手です。
日本は努力が称賛されている文化ですから、おそらくサボると「自分に価値がない」と思ってしまうのでしょう。
もはや呪いです。
その洗脳を今、解きましょう。
メンタルを、サボっても大丈夫なメンタルに変えていきましょう。
- ちょっと家事をサボる
- 仕事を半日サボる
- 勉強を少しサボる
サボる自分を許して負荷を調整する力こそ、苦しさを乗り越えるのに必要ではないでしょうか?
苦しい時には、毎日無心でできる習慣があるとうまくいく
そして、無心でできる習慣をつくってください。
もちろん苦しい時は休むことも大事です。
ですが、「何もやることがない状態」というのは、それはそれで心を苦しみが覆ってしまいます。
✔︎習慣の例
- 散歩
- 日記やブログを書く
- 編み物
- 料理
- 絵を描く
- 楽器を弾く
おすすめは、体や手先を動かす作業です。
かつ、体に良かったり、成果物が残ったりすると最高です。
だから苦しい時には習慣が良いんです。
苦しい時を乗り越える方法8選
習慣をつくる
上記でも解説しましたが、最重要ですのでもう一度言います。
1日5分でもかまいません。
好きなことで、苦しいことを考えずにできる習慣をつくりましょう。
日の光を浴びる
窓を開けたり外に出て、太陽の光を浴びましょう。
なぜなら、日光を浴びると幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌するからです。
このホルモンが分泌すると、安心感・幸福感を感じる、と言われています。
気分は大事です。
ならば、できるだけ良い気分でいられる方が苦しみを乗り越えられると思いませんか?
できるだけ寝て体を休める
苦しい時こそ、体力第一です。
私の人生を振り返るに、苦しい状況を乗り越えられた時とそうでない時の差は、体力の限界を超えたかどうか、だと思います。
乗り越えられなかった時は、単純に体が悲鳴を上げていました。
ですから、なるべく体を休め、体力をつけましょう。
美味しいものを食べる
苦しい時こそ体力第一、と言いましたが、「食べる」ことも体力づくりの基本中の基本です。
苦しい時こそ、美味しいものをしっかり食べましょう。
毎日の食事をコンビニ飯で済ませていませんか?
経験談ですが、コンビニ飯やカップ麺が続くと体がおかしくなります。
仕事で毎日カップ麺生活したことある人だいたい皆そう言います
美味しいもの、体に良いものを食べましょう。
私の祖母は「食べ力」と呼んでいて、忙しい時ほど美味しいものを沢山食べるように言われていました。
体を温める
「ひもじい
寒い
もお死にたい
不幸はこの順番できますのや」
出典:はるき悦巳「じゃりン子チエ」
こちらは『じゃりン子チエ』に出てくるおばあさんの言葉ですが、まさに真理だと思います。
寒さは大敵です。
体を温めましょう。
✔︎体を温める方法
- 温かい飲み物、食べ物をとる
- 部屋を温める
- お風呂に入る
- 服を着る
- お灸をする
特に冷え性な人にはお灸もおすすめ。
うちのパートナーはお灸を始めて妊娠しました。
それくらい体質の改善効果があるのかと。
普通のタイプはけっこう煙がすごいので、こちらの煙の出ないタイプがおすすめです。
自然に触れる
苦しい時こそ自然に触れましょう。
自然に触れるとストレスが軽減することが証明されています。
週に1回でも構いません。
日記をつける
日記をつけて、内側の気持ちを紙に書き出すのもおすすめです。
日記をつけるメリット
- 苦しい気持ちを吐き出すことができる
- 状況を客観視できる
- 書き出すと忘れられることもある
私も毎日つけていますが、おすすめです。
ノートとペンはメンタル安定ツールです。
人を頼る
最後に書きましたが、めちゃくちゃ大事です。
周りに人を集めましょう。
苦しい時に、一人でなんとかしようとして孤独になってしまう人がいますが、逆です。
「困っている」と言って周りに人を集めるのが、乗り越える方法です。
成功者たちは全員、苦しい時に人に助けを求められた人たちです。
苦しい時のNG行動3つ
NG行動① 自分をいじめる
自分をいじめたり、自分を苦しめる行動はやめましょう。
✔︎自分をいじめる行動の例
- 趣味の道具を捨てる
- 亡くなった人のことを後悔とともに何度も思い出す
- 睡眠時間を削って仕事をする
- わざと家族に冷たくする
全部、自分を苦しめる行動です。
やめましょう。
自分を甘やかしましょう。
私は自分を甘やかしたい時には以下の行動をします。
- 寝られるだけ寝る
- 甘い物を食べる
- 昼間からゴロゴロする
- ストレッチとマッサージをする
- 自然が描かれた映画を観る
NG行動② 人にあたる
人にあたるのも、やめましょう。
広義では自分をいじめる行為だと思いますし、人が離れていくと孤独になります。
苦しい時こそ、周りに人が必要です。
NG行動③ 愚痴を言いまくる
愚痴を言うのは、自分自身の心もダメージを受けますし、聞いた人もしんどくなります。
愚痴を言いたい時はノートに書いて、忘れましょう。
まとめ
この記事の内容は以下です。
・苦しい時は習慣をつくるとうまくいく
・苦しい時を乗り越える方法8選
①習慣をつくる
②日の光をあびる
③できるだけ寝て体を休める
④美味しいものを食べる
⑤体を温める
⑥自然に触れる
⑦日記をつける
⑧人を頼る
・苦しい時のNG行動3つ
①自分をいじめる
②人にあたる
③愚痴を言いまくる
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